コミュニケーションスキルだけでは足りない!あなたの周りがいい人ばかりになる魔法のマインドセット

つながる

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まる
こんにちは。まるです。

 

以前、「職場の雰囲気がピリピリしていると感じた時、できること」で、やはりコミュニケーションスキルが大切だ、と書きました。

 

コミュニケーションって、この地球上で人間が関わっていること全ての基本だと思うのです。

経済だって、政治だって、外交だって、人と人との関わりの中から生まれてきてるんですもん。

 

旧約聖書に記載のある「バベルの塔」のお話をご存知ですか?

 

バベルの塔

全ての地は、同じ言葉と同じ言語を用いていた。

東の方から移動した人々は、シンアルの地の平原に至り、そこに住みついた。そして、「さあ、煉瓦を作ろう。火で焼こう」と言い合った。

彼らは石の代わりに煉瓦を、漆喰の代わりにアスファルトを用いた。

そして、言った、「さあ、我々の街と塔を作ろう。塔の先が天に届くほどの。あらゆる地に散って、消え去ることのないように、我々の為に名をあげよう」。

主は、人の子らが作ろうとしていた街と塔とを見ようとしてお下りになり、そして仰せられた、「なるほど、彼らは一つの民で、同じ言葉を話している。この業は彼らの行いの始まりだが、おそらくこのこともやり遂げられないこともあるまい。それなら、我々は下って、彼らの言葉を乱してやろう。彼らが互いに相手の言葉を理解できなくなるように」。

主はそこから全ての地に人を散らされたので。彼らは街づくりを取りやめた。その為に、この街はバベルと名付けられた。主がそこで、全地の言葉を乱し、そこから人を全地に散らされたからである。— 旧約聖書「創世記」11章1-9節

 

力をつけた人間が、不遜にも天に届く高さの塔を建てようとしたので、神様が人間の共通の言葉を奪った結果、塔の建設が続けられなくなった、というお話です。

 

このお話のように、お互いの言葉が理解できなくなり、コミュニケーションが取れなくなっただけで人は何もできなくなってしまうのです。

 

この世は、人と人のつながりでできています。

身近なところでは、家族のつながり。

大きく考えると、国と国とのつながり。

宇宙人がいると仮定するなら、星と星のつながりもあるでしょうか。

これら全て、最小単位は一人の人と一人の人のつながりです。

 

始まりは、私とあなたのつながりから。

職場の同僚とのつながりが、職場の外のもっと広い世界にまで広がっていくかもしれません。

やっぱり、コミュニケーションて大事ですね。

 

とは言っても、人間誰しも「好き、嫌い」の感情もありますし、相性の問題もあります。

ここをクリアしないと気持ちのいいコミュニケーションは難しいですよね。

 

大丈夫です。

 

あなたの周りがいい人ばかりになる、魔法のコミュニケーションの方法がちゃんとあります。

しかもとっても簡単。

 

今回は、この魔法のコミュニケーションの方法と、もっと根本的に人とつながるためにはどうしたらいいのか、ということを考えて見たいと思います。

 

コミュニケーションで大事なこと

 

まず、基本的なところを抑えておきましょう。

 

多くの場合、以下に書いたことを気をつけるだけで、格段にコミュニケーションの難易度が低くなると思います。

 

 

自分の気持ちを伝えること

 

コミュニケーションで大事なことは

相手の話をよく聞くこと と同時に

自分の気持ちを相手に伝えることです

 

 

コミュニケーションは双方向でなされるものですから、当たり前のことのように思われるでしょうが、

得てして、この

「自分の気持ちを相手に伝える」

という部分がおろそかになっている場合があります。

 

ちょっと、思い返して見てください。

 

あなたは、いつも自分の気持ちを相手に伝えることができていますか?

例えば、あなたが今日は早く家に帰って、ゆっくりビデオを見ようと思っている日、同僚から「今日、飲みに行こう!」と誘われたら

「今日は家に早く帰って、やることがあるから。」と断ることができますか?

なんとなく断れなくて、仕方なく飲みに付き合った、という経験はありませんか。

 

もし、上に書いたようなことがよくあって、自分は我慢ばかりしているな、と思ったら要注意です。

自分の気持ちをうまく相手に伝えられないでいると、知らず知らずストレスが溜まってきます。

小さなストレスも、積み重なると…。

いつか爆発したり、体に不調を起こしたりするでしょう。

 

いつもどちらかが言いたいことを言えずに我慢をしているのは上手なコミュニケーションとは言えません。

 

相手の言葉に耳を傾け、じっくりと聞いてあげられる「聞き上手」になることは大切です。

そして自分の気持ちを相手に聞いてもらえる、「話し上手」になることも同じくらい大切です。

 

それでも、自分の気持ちを話すのに抵抗がある人も多いと思います。それはどうしてなのでしょうか。

 

まずは自分の気持ちを認めよう

 

自分の気持ちを素直に相手に伝えるためにはあなた自身が自分の気持ちを全面的に認める必要があります。

 

あなた自身が、自分の気持ちを

「大して重要じゃない(伝える価値がない)」とか

「こんなこと考えちゃいけない」とか

「こんなことを考えるのは変じゃないか」など、

否定的に捉えていると、そもそも相手に伝えようというモチベーションが湧きません。

 

なぜあなたは自分の気持ちを否定的に捉えてしまうのでしょうか?

 

もしかすると、あなたは自己肯定感が低いのかもしれません。

自己肯定感が低いと、その自分から出てくる感情や考えも価値がないと感じてしまいがちです。

 

それでは、いつまでたっても相手の意見も尊重し、自分の意見も同じように価値あるものとして尊重するという健全なコミュニケーションを構築することができません。

 

 

自己肯定感が低いままでいると、あなたの人生自体が進んで行きづらくなるのでいいことは何もありません。

過去に何かそうなってしまう原因があったのかもしれませんね。

この記事では、本題とずれるのでそれについて詳しく話をすることはしませんが、一言言わせてください。

 

あなたにはとてつもない価値があります。誰にも代え難い価値が。

 

あなたの気持ち・考えは、あなたからしか出て来ない貴重なものです。価値のない意見などありません。

どうぞ、堂々とあなたの気持ちを相手に聞かせてあげてください。

 

色々なタイプの人がいると理解しよう

 

コミュニケーションを難しくする原因の一つに、

相手から思っても見ない反応が返ってくると、どう反応していいのかわからなくなる、ということがあると思います。

 

あるいは、相手からこちらが期待しているのと違う反応が返ってくると、勝手に「変な人」というレッテルを貼ってしまったり。

 

コミュニケーションは型通りには行きません。

 

それが当たり前なのに、私たちはどうも自分が予測した反応を相手に期待して、それが外れると「コミュニケーションって難しい」と思ってしまいます。

 

 

そもそも、自分と同じ人はこの世にいません。

自分が予測したのと全く同じ反応をし続けてくれる人もこの世にはいません。

 

みんな生まれた日も違えば、育った場所も違う。受けた教育も違えば経験して来たことも違う。

根本的に価値観が違うのです。善悪の判断基準すら違う可能性があります。

 

価値基準が違えば、物事の受け止め方は全く変わって来ます。

 

一つの物事をAさんは、「善悪」という基準で判断します。同じものをBさんは「損得」という基準で判断します。

とするならば、Aさんの判断と、Bさんの判断は全く違うものになるでしょう。


このように、

自分とそれ以外の人々は全く別の考え方、感じ方を持っていると理解しておくべきです。

 

それを理解していたら、相手がどんな反応をしようと、冷静でいられるんではないでしょうか?

「あ、この人はこういう考え方をする人なんだな」と認めることができるようになりますから。

 

自分と考え方が違うからといってそれを否定するのは間違いだし、相手と違う意見を持っている自分のことを不安に思う必要もありません。

 

考え方、感じ方は人それぞれ。

それを認めることは、相手も自分も尊重することにつながります。

 

また、意見や情報を伝える時にも、「自分と相手は違う」と理解しておくことは役に立ちます。

 

自分と同じ考え方をしていると思うと、「3のことを伝えたら、10まで察してくれる」と思いがちですが、

相手は全く自分と違う考え方をしている、という視点に立てば、

「10のことを伝えるために、11も12も言葉を尽くして誤解のないようにする」

という風に変わることができるからです。

 

コミュニケーションはキャッチボール

 

会話は言葉のキャッチボールだと言われます。

相手が話して(ボールを投げて)、それを踏まえてこちらも話す。(キャッチして投げ返す)

この繰り返しですよね。

 

これは、会話している様子を見て、「へ〜、キャッチボールしてるみたい」と思ったから出てきた言葉ではないですよね。

 

 

「キャッチボールを意識して言葉を発する」と言うことです。

 

時に、全く相手に通じない(キャッチできない)大暴投をしてしまうとか、相手の顔面めがけてひどい言葉を投げつける、なんていうのは言葉のキャッチボールではないわけです。

 

相手がぐうの音も出ないようなことを言うのは、たとえそれが正論であったとしても「コミュニケーション」とは言えません。

 

 

また、暴言や嫌味を言ったりしてなくても、言い方ひとつで会話をシャットダウンしてしまうことがありますので要注意。

 

例えば、こんな場合です。

 

 

職場の会議で

Aさん  「次回のイベントで、集客のために○○を試しにやって見たいと思うのですが、どうでしょうか。」

Bさん  「そんなことをやっても集客には繋がらないでしょう。それにみんな他のことで忙しいので準備できませんよ。」

Aさん  「…。」

 

この場合、Bさんが完全にその後の会話をシャットダウンしているのがわかるでしょうか。

 

こんな言われ方をしたら、Aさんが企画をした意図を説明することができませんし、話し合いにもなりません。

 

会議に参加している他のメンバーの中にAさんの企画に賛成の人がいたとしても、自分の意見を表明するのは難しいでしょう。

 

こんな風に、一方的に言葉のキャッチボールを放棄してしまっては、コミュニケーションはうまくいきません。

きちんと相手が受け止めて、投げ返すことができるようなボールを投げることを意識するべきです。

 

反対意見を述べるときも、「反対です、以上。」ではキャッチボールになりません。少なくとも「私は○○という理由で賛成できませんが、皆さんはどう思われますか」と、次の人にボールを渡すような言い方をするようにしましょう。

 

気持ちのいいコミュニケーションを邪魔する原因

 

以上で、コミュニケーションの基本的な心構えについて考えて見ました。

 

ここからは、なぜコミュニケーションが難しくなるか、ということを見てみましょう。

 

コミュニケーションて、結局

 

1、相手の言う事を聞いて

2、それを踏まえて自分の意見を言う

 

だけの事ですよね?

 

細かくいえば、表情とか、しぐさとか、空気感とか、ノンバーバルのところでもコミュニケーションはとっていますが、基本的にはこの2段階です。

 

1,2を繰り返すことで、コミュニケーションは成り立っていきます。

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この、単純なことがなぜ複雑怪奇な出来事を引き起こしてしまうのでしょうか?

 

1、あなたの心理状態

 

一つ目の原因。

それは

そこにあなた自身の心理状態が絡んでくるからです。

 

ロボット同士のコミュニケーション(といえるのかどうか…)なら言葉の裏を読んだり、行間を読んだり、表情を読んだり、空気を読んだりする必要はなく、誤解は生じる隙もありません。

 

感情が入ってこないからですね。

 

同じ物事、出来事を見ても人によって反応が違うのは、生まれ持った性質と、育ってきた環境が違うからなのですが、(例えば、同じ景色を見ても山の稜線の形に美しさを感じる人もいれば、眼下に広がる家並みを美しいと感じる人もいますよね?)

 

もうひとつ、「その時の心理状態」が違うから、という要因もあります。

 

みんなそれぞれの環境で育ってきていますが、その過程でいろんな経験をしてきています。

 

楽しい事ばかりではなく、つらいことかなしいこともたくさん経験しているでしょう。
その経験が多かれ少なかれ、その人の感情の動きに作用しています。

 

一例をあげると、

「承認欲求」というのがあります。

 

 

簡単に言うと、他人から認められたい!と思う気持ちのことですね。

過去に、両親からあまりかわいがられていなかったとか、自分を否定されるようなつらい出来事があったなどの経験があると、知らず知らずこの承認欲求をため込んでいる場合があります。

 

もちろんそんなつらい経験がなかったとしても、

「兄弟の中で、私が一番おもちゃを買ってもらってない」とか

「頑張ったのにほめてもらえなかった」などの些細な経験の積み重ねでも承認欲求は出てきます。

 

下の子が生まれた後、突然上の子が言う事を聞かなくなる、赤ちゃんがえりをする、というのも上の子の承認欲求の表れですよね。

例えば、この承認欲求の強い人の場合、「自分を認めて!」という意識がとても強いですから、

 

相手がごく普通の反応を返したとしても、

それが自分が求める「もっと認めて欲しい!」というレベルに達していないと、

物足りなさを感じてしまい、勝手に相手を「冷たい人」と判断するようになるかもしれません。

 

相手は決してそのような反応をしていないにも関わらずですよ?!

 

以上は一例ですが、同じようなことは他にもたくさんあります。

 

 

つまり相手の反応は極めてフラットなものなのに、うけとる自分の状態によって、それが「良い」ものか「悪い」ものかを判断してしまうことがある、ということです。

 

相手の反応に対する感情の動きは、自分自身の今の状況を映し出しているとも言えるでしょう。

だからこそ、単純な言葉のやり取りであっても予期せぬ反応によって予期せぬ出来事が起こるわけです。

 

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ここで大事なのは、

 

 

相手の言葉を良いように受け止めるか、悪いように受け止めるかは、自分次第だということです。

 

普段から、ちょっとイライラしているときはどうってことのない言葉にかちん!としたりするじゃないですか。

だれかから、ひどい事を言われた!と腹を立てる前に、そのように受け止める自分の心理状態はどうなのか冷静に考えた方がいいのです。

もしかすると、腹を立てた原因は相手の言動にあるのではなく自分自身にあるかもしれないですから。

 

相手に対する先入観

 

誤解なくコミュニケーションが成立するのを妨げる要因は、もう一つあります。

 

それは、そもそも相手のことを「どう思っているのか」ということです。

 

単純な話。

相手に好意的なら、何を言われても(時にちょっと不快なことを言われても)「いじってもらってる」とか好意的な受け取り方をするでしょう。

反対にあまり好きではない相手なら、どんないいことを言われようと「嫌味を言われている」ようにしか受け取らない、と言うこともあります。

 

心当たり、ありますよね?

 

この、相手に対する感情、これが曲者なんですよ。

 

長く付き合いがあればあるほど、相手の評価に色がついてきます。

 

特別何か思っているわけではないけれど、全く何も思っていない、と言うことはありませんから、「好き」の方向に傾くか「嫌い」の方向に傾くか、どちらかです。(「無関心」と言うのもありますが…)

 

周りにいる人が、みんな「好き」の方向にいる人だったらいいのです。お互いが「好き」の方向に入れば、そのコミュニティのコミュニケーションは円滑にできることでしょう。

 

 

問題は、その中に一人でも「嫌い」の方向にいた場合。

 

その人の言うことは、例えば「それいいですね」と言う肯定的な意見であったとしても、「バカにされた!」とか「皮肉っぽい」とか、言った方にとってはただの迷惑でしかないような曲解をされて、軋轢をうむ、なんて言う事態も考えられます。

 

つまり、相手のことを「好きじゃない」「嫌い」と思う心が気持ちのいいコミュニケーションを邪魔しているのですよ。

 

相手に対して、なんらかの感情を持つことを避けられない状況で、コミュニケーションを円滑に進めていく方法なんてあるのでしょうか?

 

周りがいい人ばかりになる魔法の方法とは?

 

どんなコミュニティにも必ず自分とは相性が良くない人がいます。

 

「この人さえいなければ、毎日ずっと気楽に過ごせるのに…」という人はどんなところにも必ず存在しているでしょ?

 

職場の上司のことがどうしても我慢できなくて、転職を決意したけれど、転職した先にはすごく苦手な先輩がいた、なんて、よくある話ではないでしょうか。

 

 

周りを全て自分にとって相性のいい人ばかり、なんてことはほぼほぼ不可能です。

 

では、より「まし」な居場所を探して転々とするか、現状を我慢するしかないのでしょうか?

 

いいえ。そんなことをする必要はありません。

 

これから周りの人が全て「私にとって」いい人になる魔法の方法をお伝えします。

 

本当に簡単なんです。簡単すぎて拍子抜けするぐらい。

 

その方法とは。

 

 

周りの人が全ていい人になる魔法の方法

もし、あなたの周りで「苦手だなあ」「付き合いたくないなあ」「はっきり言って、嫌い」と思うAさんがいたとします。

 

そしたら、周りに誰もいない場所を選んで(別にいてもいいんですけど、恥ずかしいでしょうから)

「私はAさんが好きです」

と声に出して言います。

 

 

…これだけ?

 

これだけです。

 

簡単でしょ?

 

でも、みんなすご〜く抵抗があるみたいで、できないんです。

 

別に「好きです」じゃなくてもいいんです。

「私はAさんととてもいいお友達です。」とか「お互い認め合える関係です」とか、

相手を肯定的に認める言葉」を使うのです。

 

とにかく必ず声に出して言うこと。これが絶対条件です。

 

 

別に心の中で「大っ嫌いだ、あんなやつ!」と思ってたって構いません。とにかく口先だけで構わないから、声に出して言うことが大切です。

 

一回だけでいいんです。思い切って言ってみてください。

 

あともうひとつだけ条件があります。

相手の事を「肯定的な言葉で宣言」したと同時に、決して悪口を口に出して言わないこと!

頭の中で何を言っていても構いません。それを口に出すのはNGです!

だって、せっかくの「肯定的な言葉の宣言」が悪口で相殺されてしまいますもん。

 

すぐには変化が現れないかもしれませんが、ふと気付いた時、以前に比べて苦手とか嫌いとか思っていた気持ちが小さくなっているでしょう。

 

それに気付いたら、今度は前より抵抗が小さくなっているはずですから、もう一度肯定的な言葉の宣言をしてみましょう。

 

そしたら、いつのまにか苦手意識や嫌いと言う感情がなくなってしまいますよ。

 

口に出すって、自分の耳でそれを聞くことになりますから、頭で思うだけより、強化されて脳に染み付くみたいなんです。

いい事も、悪い事も。

 

この記事で、「悪口を言っていると、それを自分で聞くことでより「嫌い」と言う感情が強化されるので、悪口を言うのは良くない」と言うことを書いています。

 

 

 

 

もう、お分かりですね?

 

これはあなたの周りにいる、苦手な人をどこかに飛ばしてしまったり人格を変えてしまう魔法の呪文ではありません。

 

あなたの中にある、相手に対する認識を変えてしまう方法です。

 

相手に対する感情は、全てあなたの中から出てきているものです。

あなた自身が「〇〇さんは、苦手」と決めているから、苦手なのです。

 

なら、あなた自身が「〇〇さんは、とてもいい人だから大好き」と決めれば、大好きになります。

あなたの感情はあなたのものです。

あなたが自分の感情の主人になって、どのような感情を持つのか決めることができるのです。

 

この方法は、いわゆる「アファメーション」というものですが、自分の感情を決める上で効果絶大なんです。

本当に効果がありますので、もし周りに苦手に思う人がいて、自分自身しんどい思いをしているのなら、ぜひ試して見てください。

「大好き!」に変わらなくても、「思っているほど嫌な人じゃないな。」「こんないいところもあるのか」と思えるようになったら大成功じゃないでしょうか?

 

この方法を使って、周りに苦手に思う人がいなくなったら、少なくともあなたを中心としたコミュニケーションは円滑に進むはずです。

 

まとめ

 

今回は、具体的なコミュニケーションスキルというより、コミュニケーションのための心構え、という視点で書きました。それと魔法の方法ですね。

場面場面で、こう言われたら、こう返す、というスキルを学ぶというのも一つの方法ですが、それよりもどのような心構えでコミュニケーションの相手と向き合うといいのか、を覚えておく方がどんな場面でも応用が効くのではないでしょうか。

 

この記事では、

 

1、聞き上手になることも大切。それと同時に自分の正直な気持ちを話せることも大切。

 

2、話し上手になるためには、まず自分のことを認めること。自己肯定感を高めることで自分の気持ちを否定せず相手に伝えたいと思えるようになる。

 

3、私以外の人はみんな、私とは違う基準を持っていて、考え方も感じ方も全く違う。反応が違って当たり前と理解する。

 

4、会話は言葉のキャッチボール。相手に言葉というボールを投げる時は、ボールを投げ返してもらうことを意識する。

一方的に投げつけて終わり、というのはキャッチボールではない。

 

5、コミュニケーションがうまくできない理由の一つは、その時の自分の心理状態。相手の言葉をどのように受け止めるかは自分の心持ち次第、ということが多々あるので、変にカッとしたり、イラっとした時は要注意。

 

6、コミュニケーションがうまくできない理由のもう一つは、自分が相手をどう思っているかに左右されるから。好きではない人の言葉はすんなり受け取れないことがある。

 

7、これを解決する魔法の方法は、相手のことを肯定的に認める宣言を声に出してすること。相手や居場所を変えるのではなく、自分自身の感情を変えること。

 

以上のようなことを述べています。

 

結局、人のつながりは表面上の言葉で作るのではなく、気持ちが作っていくものです。言葉だけ気持ちのいいことを言っていても、気持ちが真逆だったら相手にはそれが伝わるものです。

 

コミュニケーションの極意は、相手のことを肯定的に受け止めること。それに加えて自分のことも肯定的に受け止めることだと思います。

 

この二つが肯定的なら、否定的なコミュニケーションになるはずがありません。

 

どうぞ、日々の生活の中で少しずつ実践していってください。

苦手な人がいたら、騙されたと思って「肯定的な言葉の宣言」を試してみてください。

 

きっと、良い方に進んでいくと思いますよ。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

 

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